
こんにちは、ふりにゃんです。フリーランス歴はかれこれ15年ほど。今でこそ落ち着いて仕事ができていますが、正直いって、不安がゼロだった時期なんてありません。
「他の人と比べて、自分はどうなんだろう」 「もっと特別な存在じゃないと、選ばれないんじゃないか」
そんなことを考えては、焦ったり、落ち込んだりすることもありました。
今回は、そんなときに度々読んでいる『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健 著)についてご紹介したいと思います。
フリーランスとして働いている方で、「自分に自信が持てない」「つい他人と比べてしまう」という方に、ぜひ読んでほしい一冊です。
「よくある自己啓発っぽいけど…なんか気になる」
『嫌われる勇気』は2013年に出版された本で、自己啓発書として長く人気のある一冊です。タイトルだけは前から知っていたけれど、どこか「意識高い系」のイメージがあって、ずっと読まずにいました。
でも、あるとき本をあまり読まない知人たちが「この本おもしろかったよ」と口を揃えて言っていたのを聞いて、ちょっと気になってきました。本屋さんでパラパラと中を見てみたら、青年と哲人の対話形式になっていたので、思っていたよりも読みやすそう。そこから「ちょっと読んでみようかな」と手に取ったのがはじまりでした。
「仕事の本質は、他者への貢献」
この本の中で、私がとくに印象に残ったのが、「仕事の本質は他者への貢献」という言葉です。
私はどちらかというと、仕事は生活費を稼ぐため、将来の備えのため、という意識が強いタイプでした。フリーランスって、安定しない働き方って言われがちですし。
でも、ふと自分の過去を振り返ってみると、「仕事が楽しいなぁ」と感じるのは
- 「良い仕事をしてくれてありがとう。お願いしてよかった」と言ってもらえたとき
- 言われてはいないけれど、自分の中で「いい仕事した!」と思えたとき
この2つにあてはまるときなんですよね。
誰かの役に立てた、自分のスキルがちゃんと活かせた、そんな実感が得られたときこそ、やりがいや喜びを感じていたことに気づきました。
お金はもちろん大事。でも「誰かの役に立っている」という実感を感じられることがあるから、もしかしたら今も仕事を続けられているんじゃないか。そう思いました。

良い仕事したあとのレモンサワーは最高だにゃ!
「普通であることの勇気」
それからもうひとつ、「!」となったのが「普通であることの勇気」という言葉。
私はいつもどこかで、「フリーランスは特別でいなければ」「何かしら尖っていなければ」と思っていた節がありました。
- 誰よりも知識がないといけない
- 誰よりも目立たなきゃいけない
- 誰よりも優れていなきゃいけない
……そんな風に、自分を無理に特別な存在にしようとしていました。
でも実際、私はもちろんのこと、私たちが向き合っているクライアントやサービスのユーザーは、普通の人であることが多いですよね。
そして、そんなたくさんの普通の人が思っている悩みや課題を解決する製品やサービスを、試行錯誤してつくっている。
だから「特別さ」に注目するよりも、普通にわかりやすく伝えること、共感できること、気持ちに寄り添えることの方が、よっぽど大切なんじゃないかと思いました。
「普通の感覚を持っていること」って、実はすごく価値のあることなんじゃないか。
そう思わせてくれたお話でした。
『嫌われる勇気』は、肩の力をときどき「ふっ」と軽くしてくれる本
この本を読み終わると
- 人と比べる気持ちが少し軽くなる
- 自分のやっている仕事の価値を信じられる
- 「誰かの役に立てること」が、やっぱり一番嬉しいと改めて感じる
のような気持になります。
不安や心配はいつも出てきてしまうけれど、そんなときはたまにこの本を取り出して読んでみると「揺らいでも、自分に戻ってこれる軸」をもらえる気がします。
最後に
フリーランスとして働いていると、自由な分だけ不安もつきものです。
「このままで大丈夫かな」 「もっと何かやらないとダメかな」 「なんで自分はこんなに不安なんだろう」
そんな風に感じるとき、ぜひこの本を手に取ってみてください。
自分を否定せずに、でも少しだけ前向きになれる。『嫌われる勇気』は、そんな優しい力をくれる本です。
明日の一歩を、ちょっと軽くできたらいいですね!